2000年11月7日
厚生大臣
津 島 雄 二 殿
東京都目黒区目黒本町1─10─16遺伝子組み 換え 食品いらない!キャンペーン
代表 天笠 啓祐
『未承認遺伝子組み換え食品スターリンク』に関する緊急抗議 今回、米国でリコールされた危険な遺伝子組み換えコーン『スターリンク』が、市販のコーンミール(商品名ホームメードベーキング)から検出された件について、10月25日付で私たちは記者発表をし、貴省、農水省に申し入れを行ないました。
貴省は、「消費者団体から指摘を受けたトウモロコシ加工品と同一ロット又は同時期に製造されたものについて、国立医薬品食品衛生研究所において確認検査を実施する」とプレス発表し、私たちに検体の提出を求めたため、11月2日には提出をいたしました。また、貴省は、「米国大使館に対して、スターリンクが食品としてわが国に輸出されないよう必要な措置を要望する」とも発表されました。
ところが、本日11月7日、明らかになった事実ならびに、貴省が報道あて発表された事実によれば、貴省は、すでに、今年2〜3月の時点において、すでにこのスターリンクのみならず未承認品種が日本国内において流通されていることを認識したためにサンプリングを行い、9月上旬にはスターリンクの検出を確認されたということでした。それにもかかわらずこの間、その情報をずっと隠し続けていることが明らかになった訳です。
3月31日には貴省と農水省合同で、『スナック菓子から我が国で安全性未確認の遺伝子組み換えトウモロコシが検出されたという消費者団体の指摘に対する調査について』として、「指摘を受けたスナック菓子に我が国で安全性未確認の遺伝子組み換えトウモロコシが含まれている可能性はないと判断された」と大々的に発表されましたが、今年2〜3月の時点で未承認についての十分な認識をもった上での行為とすれば、意図的としか言いようがありません。
その後、5月25日に私たちが、国内販売飼料からこのスターリンク他が検出されたと記者発表した時も、農水省は「未承認が流通するはずはない」として何の対応もとりませんでした。
今回10月25日に、食品からスターリンクが検出されるに至って、ようやく、当該食品にのみ限定した対応をとるかのように思われましたが、ここに至って、今年9月の時点でのスターリンクの流通の確認について公表しなかった事実が判明するや否や、「未承認について、法律がない以上回収命令等の行政措置はとることができないから公表できなかった」と開き直りとしか思えない態度をとっています。
これらの経緯から、貴省は私たち国民全体の健康に対する安全を守る一片の義務も果して以内ことが明らかになりました。
ここに、厳重に抗議し、ただちに全国民に真摯に謝罪することを強く求めます。
記
一.米国で作付けされ取り消された、アレルギーの危険性のある未承認品種であるスターリンクが、日本国内で流通していることを認識しつつ、あえて国民に公表せずに流通させ続け、安全性に対する多大なリスクを国民に負わせた点。
二.再三にわたる私たちの、未承認の検出結果の発表を否認し続け、検査会社に不当な誹謗中傷を行い、「米国が遺伝子組み換え品を分別しているので、信頼している」と私たちのみならず、国民を愚弄し続けた点。
〔連絡先〕
☆遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーン
東京都目黒区目黒本町1─10─16 日本消費者連盟気付
TEL03(3711)7766
FAX03(3715)9378