平成14年12月9日
日本消費者連盟
代表 富山洋子様蒲原町長 山崎 寛治
寒冷の候、貴会におかれましては益々ご活躍と推察申し上げます。
さて、遅くなりましたが、本年8月20日発生の日本軽金属滑洛エ製造所蒲原ケミカル工場爆発火災事故に関する関係機関等の最終報告が下記のとおりまとまりましたので回答いたします。【回答1】に関する事項
@火災原因
庵原地区消防組合消防本部事故報告(平成14年11月19日付庵原消第247号)の内容は、以下のとおりとなっております。
「塩酸回収工程での液液分離槽上部のベンゼン蒸気(ガス)とテフロンフレキシブル配管系からの空気の漏れ込みにより爆発性の気体が形成され、液液分離槽での静電気着火によって引火、爆発に至ったものであると推定する。」
A環境中に放出された化学物質の種類と数量
日本軽金属鰍ゥらの報告(平成14年11月13日付)によりますと、以下のとおりとなっております。
(1)ベンゼンが約2.5kl漏洩したが、全て燃焼した。
(2)35%塩酸が1.5kl漏洩したが、消火活動による放水のため希釈され、その蒸気もほとんど揮散しなかった。なお、消火作業時の排水はゲートを遮断して汲み上げ、直接海へ流出しない処置を取った。
【回答3】に関する事項
@火災の際発生した、有害物質の環境汚染調査結果
日本軽金属鰍ゥらの報告(平成14年11月13日付)によりますと、以下のとおりとなっております。
(1)水質調査(町が立ち会いを行いました)
試料採取場所 分析値(pg-TEQ/L) 排出基準(pg-TEQ/L) 備考 総合排水口 3.2 20 火災後初めての降雨時に採取
※試料採取日:平成14年9月6日(2)土壌調査(県、町が立ち会いを行いました。)
No 採取日時 採取場所 分析値(pg-TEQ/g) 環境基準(pg-TEQ/g) 211 9月4日 県工業用水施設と国道一号間の表土 21 1,000 258 9月4日 正門北駐車場内の緑地内の表土 60 1,000 264 9月4日 ケミカル工場ボイラー周辺の表土 99 1,000 291 9月4日 日本電極鞄の国道一号と海岸堤防の間の表土 34 1,000
【回答4】に関する事項
@町が行政として健康被害、環境被害が発生していないかどうかの必要な監視を続けていく予定について、その後の状況は下記のとおりであります。
(状況)
現在のところ、何らかの被害報告は何も出ておりません。地域住民の中からも、具体の問合わせ、苦情等も町へは寄せられていない状況です。
なお、この点は日本軽金属鰍ェ事故発生直後に地域自治会への説明を実施した事による影響も大きいものと思われます。
この件については、今後も町は必要な監視を続行いたします。担当:住民生活課
電話:0543-85-7760
FAX:0543-85-3110
E-mail:jumin@town.kambara.shizuoka.jp担当:総務課
電話:0543-85-7700
FAX:0543-85-3110
E-mail:soumuka@town.kambara.shizuoka.jp