平成14年3月5日
日本消費者連盟
代表運営委員 富山 洋子様

西日本旅客鉄道株式会社
広報室

拝復 春寒の候、ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。
平素は弊社に格別のご高配を賜り、誠にありがとうございます。
 さて、先日、弊社社長の南谷あてにいただきました申し入れに対し、広報室よりご回答いたします。
 まず、駅および車両の禁煙化については、喫煙に対する世の中の流れ、およびお客様のご利用状況等から、普通列車の全面禁煙化(平成5年)、優等列車の禁煙車両の順次拡大、駅構内での喫煙コーナー設置と終日禁煙化(平成6年)を行ってまいりました。優等列車については、喫煙したいというお客様のご要望も根強いことから、現時点では全面禁煙化を行う予定はございませんが、喫煙者と禁煙車の比率については今後ともお客様のご利用状況等を勘案しながら判断してまいりたいと考えております。なお、お客様の喫煙マナー向上を図るため、マナーキャンペーンポスターの掲示、駅および車内放送による注意喚起を行っています。
 また、弊社におけるたばこ会社の広告については、審査基準を定めて掲出申込毎に審査を行っています。意匠審査においては、広告意匠はイメージ広告に限定し、たばこを吸っているポーズ、火のついたたばこなど、喫煙を容認・奨励するデザイン及びコピーは承認しない、たばこのケースが占める面積の割合を制限する、などの基準により審査しています。また、「たばこは喫煙コーナーで」「未成年者の喫煙は禁じられています」などのマナー文字等を挿入し、喫煙されないお客様にも車内で快適に過ごして頂けるよう配慮しております。
 私どもは、車内が公共の場としての閉ざされた空間であり、不特定多数のお客様がご覧になるものであるという特殊性を認識しつつ、今後も世の中の動きを敏感に捉えながら、広告主とも調整しつつ、快適な車内空間の提供に努めてまいりたいと考えております。

 末筆になりましたが、貴会の今後のますますのご発展をお祈り申し上げます。

敬具

担当:大山 貴
06-6375-8933