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特別決議(案)
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再処理計画の撤回及び 六ヶ所再処理工場のアクティブ試験の即刻中止等を求めます |
使用済み核燃料の再処理工場では、極めて危険な作業が行なわれる上に、核爆弾の原料となるプルトニウムと処理しようのない厄介な死の灰(高レベル放射性廃棄物)を生みだします。加えて再処理は、直接処分に比較して費用もかかります。 再処理工場は、いのちや環境を何よりも大切にする私たちにとって受け入れ難いものです。しかし、日本原燃(株)は、2006年3月31日、アクティブ試験を強行。アクティブ試験の開始により、放射能の大気や海中への放出が始まっています。 再処理工場が生み出す放射能、 クリプトン85、炭素14及びトリチウムの全量放出は、安全協定第5条の趣旨に反していますが、日本原燃はこれを放置しています。 この間のアクティブ試験においては、作業員の内部被曝を始めとして事故が度重なり、本年3月には、「プルトニウムとウランの混合溶液を蒸発させて粉末にする蒸発皿に、前の分が残っているのに次の分を二重に供給した」いう臨界事故に繋がる重大な過ちを犯しています。 4月には、使用済み核燃料を貯蔵する装置と燃料を切断する装置の耐震設計に誤りがあり、この機器は耐震設計で想定されている地震に耐えられないことが明らかになっていたにも関わらず使用済み核燃料の剪断が行われていた事実が発覚しました。 更に、6月3日、分析建屋の中の冷却装置のモーターが焼けたとみられる事故が起きています。 六ヶ所再処理工場の本格稼働が始まれば、現在45トンに及ぶプルトニウムに加えて年間約4.8トンのプルトニウムが貯まり続けます。 政府・与党の要職にある政治家が核武装論を云々している現状の中で、IAEAが今一番注目している国は日本であるといっても過言ではありません。 再処理工場は、原発が放出する1年分の放射能を1日で放出します。ひとたび事故が起きれば原発事故を遙かに上回る大惨事を引き起こします。更には、死の灰を未来へ押しつけます。その上に日本は地震列島です。一刻の猶予もなりません。 日常的にも、人々のいのちを蝕み環境を汚染し、いのちの糧になる食べ物の放射能汚染をもたらす再処理工場の稼働は断念すべきです。もとより、原子力発電を推進するエネルギー政策は転換すべきです。 私たちは、ここに、再処理計画を撤回し、アクティブ試験を速やかに中止すること、原子力発電を推進するエネルギー政策の転換を強く求め、叡智を集めて取り組みを進めていくことを決議致します。 |
| 以上 |
2007年6月10日 |
特定非営利活動法人 日本消費者連盟 第34回定期総会 参加者一同 |