2000年日消連第19号
2000年7 月12日

厚生大臣 津島 雄二 様

東京都目黒区目黒本町1-10-16
日本消費者連盟
代表運営委員 富山 洋子

雪印乳業製品による食中毒に関する申し入れ

 この度の雪印乳業の製品による事故につきましては、6月27日以来の報道に接しまして、食品会社としてはあるまじき衛生管理と、その後の対応に怒りを禁じえません。
 私たちは、この度の件を通じて、大手の食品会社の衛生管理の実態を知る中で、改定食品衛生法に基づくHACCPの有効性に、あらためて強い危惧を抱いております。
 HACCPの導入は、薬品をはじめとする化学物質によって、食べもの本来の姿を失わせてしまう恐れがあります。それはまた、規制緩和の一環として進められているという問題があります。
 HACCPの承認は、食品会社の自己申請に基づいています。そして、行政は、実施について監督、指導にあたるとしながら、行政は、承認したあとの衛生管理については、企業任せになっています。
 日本消費者連盟では、二度とこのような被害が起こらないように、貴省に対しまして、下記のように申し入れます。



1.HACCPの導入について、あらためて検討すること。
2.衛生管理等を企業任せにするのではなく、行政による徹底した点検が行えるよう、体制を整備すること。


以上