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農林水産大臣 赤松広隆様 文部科学大臣 川端達夫様 |
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抗議文 「遺伝子組み換え作物リーフレットの回収を求めます」 |
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農林水産省農林水産技術会議事務局(技術政策課 技術安全室)は2010年2月、児童・生徒向けリーフレット『正しく知ろう!遺伝子組換え農作物』及び教職員用解説書『正しく知ろう!遺伝子組換え農作物解説書』(http://www.biotech-house.jp/参照)を作成し、茨城、栃木、群馬各県の小学校、中学校、高等学校、中等教育学校に対して文部科学省・教育委員会を通じて、新学期にも全校ですべての児童・生徒に配布する予定であることが分かりました。このリーフレットは下記に述べるように、科学的論争が起きているにも拘わらず、一方的に遺伝子組み換え技術のメリットだけを強調し、児童・生徒たちにそれを教え込もうとする意図があります。教育における公平性、科学的中立性に鑑みて、このようなリーフレットを作成し、配布した担当者の予算・政策面上の責任を問うとともに、直ちにリーフレットの配布を中止し、配布した学校からはすべて回収することを求めます。 |
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記 |
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| 1.このリーフレットの内容は、組み換え技術が品種改良の一つの手段であり、計画的に改良を進めるものだとそのメリットを強調します。しかしこの技術は生物の種の壁を無理に越えようとするものであり、例えばトウモロコシの遺伝子にBt菌の毒素産生遺伝子とそれを起動させるためにウイルスのプロモーター遺伝子を組み込む必要がありますし、遺伝子組み換えがうまくいったかどうかを見分けるために抗生物質耐性遺伝子を使います。これらが様々な悪影響を及ぼしますが、そのことを教えていません。 2.また、この技術は「除草剤の影響を受けない性質」や「農作物を荒らす害虫に強い性質」を備えて、除草剤や殺虫剤をまく回数を減らし省力化に役立つなどとメリットを強調しますが、スーパー雑草やスーパー害虫が生まれてしまい、結局収量が減り、農薬使用量が増えることや、殺虫毒素を持った作物により水生生物やミツバチなど益虫に悪い影響が出たり、生物多様性に悪影響を及ぼしていることを無視しています。 3.安全性についても、最近の動物実験で安全性に疑問を抱かせる世界の科学者の知見を紹介することもなく、DNAは主にタンパク質でできており、体内で消化されるから心配ない、などと解説しています。 4.そして遺伝子組み換え技術は、世界の食料問題にも資する、と自画自賛していますが、むしろアジア・アフリカの多くの国から嫌われています。 このパンフレットには教員用の解説書も付けられており、小学校では担任から、また中学・高校では理科の教員から遺伝子組み換え作物のメリットだけが子供たちに一方的に教え込まれる恐れがあります。 |
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| 以上 |