2008日消連第32号
2008年8月27日

食品安全担当大臣 野田 聖子 様

特定非営利活動法人 日本消費者連盟
代表運営委員 冨山 洋子
東京都新宿区西早稲田1−9−19
アーバンヒルズ早稲田207号室
Tel 03-5155-4765 Fax 03-5155-4767

東京都中央卸売市場「豊洲新市場予定地の土壌汚染対策工事に関する技術会議」の
運営に関する要望書


 東京都では2008年8月1日、豊洲新市場予定地における都の土壌汚染対策計画を取りまとめるにあたり、民間企業等から広く公募した新技術や工法等を評価・検証するため、「豊洲新市場予定地の土壌汚染対策工事に関する技術会議」を設置すると発表しました。
 しかし、この会議は、座長の原島文雄東京電気大学教授以外、5名の委員については氏名を非公開とし、また会議の開催日程や議事録等も非公開としています。

 豊洲新市場予定地の土壌汚染については、食の安全・安心の観点から、都民のみならず、広く消費者の関心を集めています。果たして、食品を扱う市場にふさわしく、予定地の土壌汚染にしっかりとした対策が施されるのかどうかは、食の安全・安心にとって大きな問題です。しかし、その対策方法を具体的に検証する同会議が非公開では、リスクコミュニケーションが成り立たないことはおろか、検証の妥当性・正当性が担保されず、新市場の安全性を信頼することができません。
 つきましては、食品安全担当大臣として、下記の点で東京都を指導・監督するよう要望します。



1.「豊洲新市場予定地の土壌汚染対策工事に関する技術会議」の委員の氏名や職業を公開すること
2.同会議の一般傍聴を可能にすること
3.同会議の議事録を、開催後速やかに公開すること
4.同会議の検証過程において、参考人の意見陳述やパブリックコメントを求めるなど、広く一般の意見を取り入れること

以上