| 王子製紙株式会社に2007年6月25日付で送付した「原料調達に関する公開質問状」に対し、同社からの同7月6日付回答書を受け取りましたが、回答内容に不明な点があったため、再度電話で問い合わせしたところ、以下の回答がEメールで送られてきました。 |
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| 特定非営利活動法人 日本消費者連盟 水原事務局長 様 |
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「木材原料の調達に関する公開質問状」回答についての質問の件 |
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先般、お電話でご質問がありましたが、メールにて下記の通りご返答致します。 回答が遅れ申し訳ございませんが、宜しくお願い申し上げます。 タスマニアの森林問題について、ガンズ社は法律を守っているとはいえ、森林が破壊され、また違法伐採の裁判が起こっている。 Q1:王子製紙ではオーストラリア政府、タスマニア政府への働きかけ(申し入れなど)は行っているか。 A1:昨年、オーストラリア連邦政府及びタスマニア州政府に対し、それぞれの森林政策に関して問い合わせした結果、両者ともタスマニアにおける森林は地域森林協定(RFA)に加えて2005年5月に策定されたタスマニア共同体森林協定により、持続可能な森林経営が実施されているとの回答を得ました。 Q2:トレーサビリティレポートの実物がどういうものか。(内容を確かめたいなど) A2:サプライヤーには非公開を原則にトレーサビリティレポートの提出を依頼しているので、実物は公開できませんが、その調査が調達指針の記載項目に照らして適切に実施されているかどうかは、第三者の監査を受けております。2006年度の監査報告はホームページにありますので、ご参照ください。 http://www.ojipaper.co.jp/envi/mori/pdf/jisshi_2006.pdf Q3:認証を取得した、第三者により認証されているから違法伐採は行われていないという見解ですが、 ・今までも法律や認証制度を守っている、合法的に行われていると言っても、日本消費者連盟で関わった案件で、問題があったことがあった。 ・数年来、オーストラリア政府も保護を拡大?してきているのは、問題があるから対応していると思われる。 など、このタスマニアの話も合法的と言っても現実との間にズレがあると思ってます。裁判が起こっていたり、環境破壊が行われている現実について、社会的責任の観点から企業姿勢を示して欲しい。 A3:・第三者の認証があるから一切問題がないと決めつけているわけではなく、@で説明の通り、政府の見解取得等の確認、及び現地駐在員による現地調査を行っております。オーストラリア政府が保護地域を拡大してきているのは、政府がステークホルダーの意見を聞いて世論の動向に配慮した民主的な政策を実行している結果であり、前向きに評価するべきことと考えます。裁判が行われていて係争中の場合、第三者が当事者の一方を有罪と決めることはできないのではないでしょうか。環境破壊かどうかは定義や価値観によりますが、タスマニアでは持続可能な森林経営が実行されていると判断しており、従って環境破壊には当たらないと考えます。 |
王子製紙 広報室 白本 |