2007年7月6日
特定非営利活動法人 日本消費者連盟
代表運営委員 富山洋子 様

王子製紙株式会社
広報室 矢田雅之

2007年6月25日付の貴殿からの「公開質問状」に関しまして下記の通りご回答申し上げます。




質問1
 タスマニア州政府は、1997年にオーストラリア連邦政府との間で地域森林協定(RFA)を締結しており、ガンズ社の森林施業(伐採他)もこの協定に基づいております。また、オーストラリアは連邦法として「環境保護および生物多様性保全法(1999年)」(EPBC法)を制定しており、ガンズ社の森林施業は、上記タスマニアRFAに加えてEPBC法においても制限が設けられております。よって、タスマニア州では保護価値の高い森林は保護地域に指定されており、伐採できません。原生林も、タスマニアRFA、EPBC法に基づき伐採されていますが、木材チップのためでなく製材など高品質の材の供給を目的にしております。
 また、当社購入のチップに原生林からの資源が混入していないことは、トレーサビリティレポートにより確認しております。

質問2
 原料のトレースは、ご質問に記載されている要素のそれぞれをガンズ社に確認することによって行っています。ガンズ社の場合は、AFS(オーストラリア林業規格)森林認証を取得しているので、第三者による裏付けがなされていると判断しております。AFSはFSCと並ぶ国際的な森林認証であるPEFCによる相互承認を得ています。
保護価値の高い森林の保護は、PEFCの要求事項にも含まれており、保護価値については、地元の関係者が評価しております。

質問3
 ガンズ社は前述のAFS森林認証を取得しており、このことからも、持続可能な森林経営を行っていることが第三者により認証されていると考えております。

質問4
 ガンズ社はAFS森林認証を取得し、法的にはタスマニアRFAならびにEPBC法に従う義務があります。そしてオーストラリア連邦政府とタスマニア州政府からは、ガンズ社は法律に遵守した伐採を行っているとの説明を受けています。このような状況から判断し、違法伐採は行われていないと考えております。

以上 ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。