|
||
| カゴメ株式会社 代表取締役社長 喜岡浩二様 |
|
||
マルチパック(アクアコート紙)に関する公開質問状 |
||
| 私たちNPO法人日本消費者連盟は、創立以来「すこやかないのちを次の世代へつなげていく」ことを重要な理念として草の根の市民活動を続けている消費者団体です。 大量な消費財を費やす私たちの暮らしが生み出す廃棄物については、大量廃棄の仕組みを変え、ごみの発生抑制を図り、脱焼却、脱埋立の資源循環型の社会をめざして、目標を同じくする市民・消費者団体とネットワークを結んで取り組んでいます。 標題のマルチパックと称されているアクアコート紙については、貴社にも「マルチパック(アクアコート紙)使用中止の要望」を提出した、清瀬ごみともだちの皆さんがそのリサイクルの実態を詳しく調べた内容によって知ることができました(別添資料『消費者リポート』第1367号C、D頁』)。この清瀬ごみともだちの要望を受けてから、マルチパック素材の見直しをするメーカーや実際に包装材を切り替えたメーカーもあります。 アクアコート紙の容器包装は、古紙リサイクルの現場では難リサイクル品として問題になっていることはご承知のとうりです。 このアクアコート紙の容器包装使用について、お尋ねしたいことがあります。お忙しいとはぞんじますが、下記の質問に来る7月12日までに回答くださるようお願いします。 |
記 |
| 1.アクアコート紙のパッケージデザインは、宣伝効果が高いといわれていますが、アクアコート紙が古紙リサイクルの障害となっている難点が、消費者からの指摘などで明らかになった現在でも、貴社のCSRの視点からみてアクアコート紙の使用は優位を保っていると判断されていますか。 2.アクアコート紙の容器包装以外の、安全性を担保できる容器包装の開発あるいはすでに存在する素材への切り替えは、貴社の掲げられた「地球環境と調和のとれた企業活動」に沿って、すぐにも取り組むべきことではないですか。 3.3Rを通じた持続可能な資源循環による資源の有効利用は、国の「21世紀環境立国戦略」の中でも重要な取り組みとして位置付けられています。資源の循環を妨げるアクアコート紙の使用は、早期に中止することが適切な判断と思いますがいかがでしょうか。 4.もし、このままアクアコート紙を使う場合、製品製造者として容器包装リサイクル法の流れに障害を生じていることが明らかになった現在、独自のリサイクル循環システムを構築して、企業の社会的責任を果たすお考えはないですか。あるとすればいつからですか。 |
|
|
||